2017年8月2日水曜日

NAS(Buffalo LinkSTtion)のHDDをPCにUSB接続してデータ取得

何年か前からデータのバックアップにNASを使っていました。
ただ、容量が250GBと小さく、殆ど繋がないので、電気代が勿体なくてほぼ電源OFF状態でした。
先日、PCのHDD換装の際に1TBのUSB-HDDを購入し、容量が余っていたので、ついでにNASのデータを移して破棄することにしました。

用意した物

・NAS(Buffalo LinkStation LS-L250)
・PC(Windows7)
・SATA-USBケーブル(玄人志向)
・ドライバー

NASのHDDを取り出す

ドライバーを使ってNASを解体し、HDDを取り出します。
Samsung製でした。

HDDとPCを接続

取り出したHDDにSATA-USBケーブルを接続して、PCと繋ぎます。

問題発生1

ディスクは認識するけど、ドライブとして認識しない…。
・デバイスマネージャーには表示されていて、特にエラーも出ていない
・コンピューターの管理->ディスクの管理に表示されてるけど、ドライブレターが割り当てられていない

対処1

調べた結果、そもそもNASはファイルシステム(FS)が違う(ext系のFS)と判明。
そして、そのFSはWindowsでは認識出来ないとのこと。
というわけで、そんなHDDを読めるツールを発見したので、ダウンロードして試してみました。
ここが分かりやすかったです。
http://datarescue.yamafd.com/software_to_read_nas_hdd/

これで解決するならそれで良いんですが…

問題発生2

ツールは起動するけど、HDDをUSB接続するとツールが固まる現象が発生。
しかもtool落ちない…。
放置するとOS再起動してるっぽい。
相性的な要因なのか、他のソフトとぶつかってるのか、検証するのも面倒なので別の手を考えることに。

対処2

Linuxだったらext系のFS読めるやん、ってことで、VMwarePlayerでCentOSのゲストOSを入れる方針に変更。
今回のメモ範囲から外れるので、
・VMwarePlayerのインストール
・CentOSのゲストOS構築
・VMwareToolsのインストール
・VMwareToolsを使用したフォルダ共有
などの手順は別途。

流れとしては、
「ゲストOSを構築」
→「VMWareToolsインストール」
→「共有フォルダ設定」
→「USB接続したNASのHDDから共有フォルダへコピー」
という感じでした。


以上です。

2017年6月18日日曜日

ノートPCのHDDをSSDに換装しました(ASUS U24A)

2012年冬に購入したASUS製ノートPC(U24A)のHDDをSSDに換装したので、手順について備忘を兼ねてシェアします。


用意した物


①ノートPC
 ASUS製U24A
 地味に購入時点でメモリーを12GBにしてます

②SSD
 crucial製MX300SSD 525GB(CT525MX300SSD1)を購入
 NTT-Xストアにて16,800円

③USB/SATAケーブル(ケース)
 USB3.0の物がなかったので、玄人志向のHDDケース(GW2.5CR-U3)を購入
 NTT-Xストアにて684円

④精密ドライバー
 元々ある物を使用


場合によっては必要な物


①データのバックアップ機器
・外付けHDD、NAS、外付けBlu-rayやDVDドライブとメディア、等

②リカバリディスク作成用に
・外付けBlu-rayやDVDドライブとメディア


参考にしたサイト


https://katakake.com/?p=6245
http://bto-pc.jp/btopc-com/repair/easeus-todo-backup.html


手順


①PCをリカバリする
折角なので綺麗な状態で換装したい。
また、元のディスクより容量が小さくなることを考慮して、一旦リカバリしました。
※データのバックアップは事前に外付けHDDに済ませてます。

②リカバリディスク(Blu-ray)を作成
PCにプリインストールされているeManualを見つつ、リカバリパーティションからリカバリを試みましたが、出来なかった(ファンクションキーで反応しなかった)ので、リカバリディスクを作成しました。

なお、iRecoveryというプリインストールソフトで作成します。
ちょっと時間かかります。

③作成したリカバリディスクからリカバリ
eManualに従ってリカバリを実施。
何度も再起動がかかり、結構時間がかかります。

④EaseUSToDoバックアップをダウンロード・インストール
中国資本ですが気にしない!

⑤HDDケースにSSDを格納する
すぐに取り出すので蓋はしません。
最初差し込みが甘くて認識されず焦るという失態。

⑥HDDケースをPCのUSB3.0に繋ぐ
U24Aの場合、右側手前2つの青い奴がUSB3.0です。
フォーマットするか聞かれたりしますが、あとでEaseUSToDoでやってくれるので、今はしなくて良いです。

⑦EaseUSToDoバックアップ
 (1)起動
 (2)クローンを選択

 (3)Gptフォーマット
 (4)ソースを選択
  普通ならディスク0のはず。
  パーティション単位ではなく、ディスク単位でクローンするのがミソのようです。


(5)ターゲットを選択 

(6)パーティションサイズ変更
  ここでパーティションサイズや構成をキチッと変更しておいた方が良いみたいです。
  ※後でやろうとするとトラブルの元になったり、小さくて使えないサイズのパーティションを切ることになったりするらしい。
  ※下図はパーティションサイズを変更した時のマウス操作の流れ的な意味で残しています。

 (7)確認
  ソースとターゲット、パーティションサイズの確認をする。

(8)実行

 (6)正常終了を確認
  ※私の環境では59分かかりました。

⑧PCをシャットダウン

⑨電源ケーブルとバッテリーを抜く

⑩HDD差し替え
 (1)裏蓋を外す
 (2)アルミフレームごとHDDを取り外す
 (3)HDDからアルミフレームを取り外す
  緩衝用のスポンジがくっ付いていますが、ベリベリと外しました。
 (4)アルミフレームとSSDを仮取り付け
  手前の2個だけ付けること推奨
  後でまた外すときにヒヤヒヤするので。
 (5)本体にも仮取り付け
 (6)裏蓋は取り付けない

⑪電源オンし、無事にWindowsが起動することを確認

⑫変更を反映するには再起動が必要と表示されるので、指示に従い再起動を実施。

⑬再度、無事にWindowsが起動することを確認し、シャットダウン

⑭SSD等をキチンと取り付け

⑮終わり!


改善結果


①電源ボタン押下からログオン画面表示まで
 【HDD】41秒 → 【SSD】25秒

②CrystalMark
 【HDD】
【SSD】
なんぞこれ…HDDとか5倍近くになってる。


③本体重量
あまり変わらず

④電池の持ち
計測してませんが、延びたはず?
シャットダウンと起動が速くなったので、スリープを使わなくすれば持ちが長くなるかな
ぁと思ってます。


以上でございます。
画像は後ほど。